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【基礎知識】ステップメールとは?メルマガとの違いや使い方を解説

メルマガを始めるならステップメールもやるといいよく聞くけど、メルマガと何が違うのですか?

使い方やどのような効果があるのか、詳しく知りたいです。

この記事では、こういった疑問にお答えします。

本記事の内容ステップメールとはシナリオメールのことステップメールの使い方例3つステップメール導入の効果3つ

なお、本記事の筆者はメルマガ運営歴が15年以上あり、メルマガとブログ収益で生計を立てております。

ステップメールは2009年に初めて利用してから現在まで、見込み客の獲得から顧客フォローまで、様々なシーンで活用してきました。

こういった経験をもとに、この記事では、ステップメールの基礎知識を解説します。

目次ステップメールとはシナリオメールのこと

最初に、「ステップメールとは?」どのようなものかについて解説します。

ステップメールとは、登録した日(資料請求日、申込日、初回購入日等)を起点に、あらかじめ準備したシナリオメールをスケジュールに沿って配信するメールマーケティングの仕組みです。

予め用意しておいたシナリオ(ストーリー)に沿ってメールを自動配信する仕組みなので、誰がいつ登録しても、読み始めと終わりが分かるようになっています。

シナリオに沿って自動配信できる

ステップメールは下記のように一度シナリオを設定すれば、あとは自動で配信できるようになります。

コンテンツを提供する場合ECサイトで商品を販売する場合1通目(登録直後):資料送付・登録の挨拶2通目(登録翌日):メインコンテンツの前振り3通目(登録2日後):紹介したいメインコンテンツ1通目(商品注文後):注文の御礼2通目(商品発送後):商品発送の連絡3通目(商品購入1週間後):満足度や使用感などを伺うメールなど4通目(商品購入2週間後):関連商品の紹介やキャンペーン情報など

上記のようなステップメールを予め作っておけば、後はメール配信システムが自動で1通目から配信してくれるようになります。

ステップメールとメルマガの違い

ステップメールとメルマガの違いは下記のとおりです。

メルマガ → メールを同時に一斉配信するステップメール → 登録日を基点に予め設定したおいたシナリオメールを1通目から順に自動配信

メルマガはメールを同時に一斉配信するのに対し、ステップメールは登録日を基点に予め設定しておいたシナリオメールを1通目から順に自動配信します。

つまり、何時の時点で登録しても、1通目から順番にメールが読める仕組みとなっています。

ステップメールの強み

ステップメールの強みは、読者に届けたい情報を届けたい順番で自動配信できることです。

ステップメールを使わずに顧客育成や顧客フォローを行う場合、手動で1通ずつメールを送ることになります。

読者が1人なら良いですが、10名、100名とメルマガ登録が増えた場合、1人1人に手動でメールを送るのは非効率過ぎますし、現実的に不可能です。

しかし、ステップメールを使えば1人1人に同じように同じ順番でメールを自動で配信できます。

自動でメールを順番に配信することで、商品・サービスを良く知らない見込み客に対し、見込み客の育成や教育、セールスを自動でできるようになります。

また、ステップメールを使えば顧客との信頼関係を構築することもできるようになりますので、ステップメールはビジネスを行う上で非常に効果的なツールです。

ステップメールの使い方3つ

次に、ステップメールの主な使い方を3つ紹介します。

レッスン型リマインダー型フォロー型

上記のとおり。

レッスン型

レッスン型とは、〇日間メールセミナーやメール講座など、見込み客に対して教育コンテンツを自動送信するステップメールです。

ステップメールで順番にメールを送ることで、必要な情報を筋道立て説明できるようになりますので、読者もステップバイステップで講座を受講するかのように読み進めることができます。

また、シナリオ配信中は定期的にメールを配信することになるため、読者からの信頼度や印象がアップしやすくなるため、結果として、商品やサービスの購入率を高めることが期待できます。

リマインダー型

リマインダー型は、セミナーや講座を申し込んだお客様に、開催7日前や3日前、前日の確認メールを自動送信するステップメールです。

会場へのアクセスやセミナー当日の流れを事前に伝えることで、期待度や講師の印象をアップしやすくなります。

また、前日や当日に確認メールを送ることで、出席率のアップも期待できます。

フォロー型

フォロー型は、商品・サービスを購入したお客様に、購入のお礼やアフターフォローのメールを送ることで、満足度や使用感などを伺うメールを自動送信するステップメールです。

購入後にメールを送ることで、満足度や商品・サービスの印象、リピート率のアップなどが期待できます。

以上がステップメールの主な使い方3つとなります。

ステップメール導入の効果3つ

ステップメールを導入することで得られる効果は下記3つあります。

ザイオンス効果で信頼構築できるファン化しやすいから売りやすいビジネスを自動化できる

上記のとおり。

ザイオンス効果で信頼構築できる

ザイオンス効果とは、アメリカの心理学者ロバート・ザイオンスが提唱した心理効果で、同じ人や物に接する回数が増えるほど、その対象に対して好印象を持ようになる効果のことです。

日本語では「単純接触効果」とも呼ばれています。

ステップメールは一度シナリオを作り、配信スケジュールを設定する事で、後は自動でメールが配信されるようになります。

たまにしかメールを送らなければ、読者に覚えてもらうのは難しですが、毎日のようにメールを自動で配信できたらどうでしょうか。

読者からすると、毎日メールボックスを確認する度に、配信者からのメールを目にすることになりますよね。

メールで見込み客との接触頻度を増やすことで、配信者の情報を伝えやすくなるばかりか、ザイオンス効果で好意的に見られやすくなります。

好意的に見られるようになれば、メールで情報や配信者のパーソナリティを伝えることで、さらに好意的に見られるようになり、やがて信頼関係の構築へと発展します。

ステップメールを活用すれば信頼関係の構築も自動化できます。

ファン化しやすいから売りやすい

ザイオンス効果で信頼関係を構築した状態で、さらに接触頻度を増やし、配信者のパーソナリティを伝えることで、見込み客は配信者のことを好意的に思ってくれるようになります。

これはつまり、「ファン」になってくれている状態です。

この状態で商品サービスを提案すれば、簡単に売れるようになります。

長文を書いて熱心に売り込んだり、一日に何通もメールを配信して熱心に売りこまなくても、商品・サービスを簡単に紹介して、最後に「いかがでしょうか。」と一言添えるだけで、簡単に売れるようになります。

ビジネスを自動化できる

「ステップメールとはシナリオメールのこと」という項目でステップメールは予め用意しておいたシナリオに沿ってメールを自動配信する仕組みと説明しました。

自動配信するということは、ザイオンス効果による信頼関係の構築も自動でできるということです。

つまり、今のビジネスにステップメールを導入することで、下記一連の流れを全て自動化できるようになるのです。

見込み客の集客見込み客への教育(配信者の自己紹介・商品やサービスの紹介)見込み客への商品の販売(なぜ、商品やサービスが必要なのかを解説しつつ販売できる)購入のお礼アップセル(上位の商品・サービスの販売)・クロスセル(関連商品・サービスの販売)など

ステップメールを導入することで、信頼関係の構築やマーケティング活動(集客、教育、販売)の自動化が可能になります。

ビジネス目的でメルマガを配信するのであれば、ステップメールも同時に始めるといいですよ。

ちなみに、ステップメールの作り方に興味がありましたら、別記事の「ステップメールの作り方【シナリオ作りのポイントを解説】」で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

以上、ステップメールの基礎知識を解説しました。

おわり。

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